くらし情報『東山紀之「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ今のジャニーズ事務所は存在していなかったかも」』

2022年1月31日 12:00

東山紀之「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ今のジャニーズ事務所は存在していなかったかも」

――以前「『ウエスト・サイド・ストーリー』は僕の原点」とおっしゃっていましたが、この物語との“出会い”はどのようなものだったのでしょうか?

僕らの先輩のジャニーズが、野球の練習が雨で中止になって観に行ったのが、1961年の『ウエスト・サイド物語』で、その話は伝説として残っていました。15歳の頃、(ジャニーズ事務所の)合宿所で僕はその VHS ビデオを観たわけです。ジャニーズの先輩たちと同じように、心が動いちゃいました。文字どおり“恋に落ちた”ようなものです。面白い作品を何度も繰り返し観て、そのたびに楽しむ子供と同じ感覚でした。一切セリフのないオープニングナンバーから引き込まれ、ジョージ・チャキリスが脚を上げるあのダンスをみんなでマネするわけです。そうやって考えれば、『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思います。


――2004年に少年隊のミュージカルでトニー役を演じたことは、東山さんの役者人生において何か影響を与えましたか?

僕の人生の中であれだけ真剣に取り組んだ作品はなかったでしょう。

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