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最新調理家電で「おせち料理作り」に挑戦 - コヤマタカヒロのパパ家電

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最新調理家電で「おせち料理作り」に挑戦 - コヤマタカヒロのパパ家電
●黒豆も簡単・短時間に
2015年ももう終わる。今ごろ、自宅で大掃除の準備なんてパパも多いのではないだろうか。最近では市販のおせち料理も広まっているが、昔はクリスマスが開けた頃から、おせちの仕込みが始まっていた。

そこで一計。簡単に作れるおせちのメニューだけ、自分で作ってみるのはどうだろう。ということで、伝統的なおせち料理のメニューと最新調理家電の機能をにらめっこしてみた。そんな中、普段の料理経験が少なくても簡単にできると判断したのが、「黒豆」「お煮しめ」「栗きんとん」「伊達巻き」の4つのメニュー。そして、使う調理家電は主に2つに絞ってみた。


この4つを手作りし、残りは買うという割り切りもいいだろう。「今年のおせちは俺に任せて」なんて言ってもいい。元日の朝の完成をめざすなら、31日の朝からの仕込みでも間に合うだろう。

○電気無水鍋なら「黒豆」も「お煮しめ」も楽勝

今回、おせち作りを強力にサポートしてくれるのが、シャープの「ヘルシオ ホットクック」だ。具材を入れてほっとくだけで、様々な煮込み料理が作れる電気無水鍋。これで、手間と時間がかかるメニューの代表格だった黒豆やお煮しめも簡単に作れるのだ。

黒豆もお煮しめも、基本的には材料を入れてボタンを押すだけで簡単に調理できる。ただし、黒豆は付属レシピによると、事前に一晩調味液に浸しておく必要がある。
この場合の「一晩」だが、色々と調べてみたところ、6時間ほどでOKとのこと。それ以上長くつけても浸透はかわらないようだ。

黒豆をつけている間にお煮しめを作ろう。とはいえ、本物のお煮しめは、食材一つ一つを別々に煮込んでお皿の上で盛り合わせるというプロの料理。さすがにそれは大変なので、ここでは筑前煮で代用する。

ヘルシオホットクックでは標準装備の肉じゃがレシピで、筑前煮も作ることができる。ニンジンやレンコン、ゴボウなどの根菜類や鶏肉、こんにゃくを一口サイズにカットして、鍋に入れ、さらに各種調味料をセットする。たったこれだけで、筑前煮ができる。
調理時間はわずか35分。下ごしらえの時間を入れても1時間程度でできるはずだ。

では続いて黒豆を煮よう。6時間ほどつけておいた黒豆を調味液ごと鍋にセットし、メニューを選んでスタートを押す。すると3時間ほど自動的に煮込んでくれる。途中、1度だけ砂糖を追加で入れるタイミングがあるが、アラームが鳴るので、そばにいればそのタイミングはわかる。

3時間の煮込みが終わって終了のアラームががなったら、調味液ごと、別の器に黒豆を移して、冷ましながら味をなじませていく。あとは、盛り合わせればOKだ。


●「栗きんとん」と「伊達巻き」はハンドブレンダ―が効果的
○子どもも大好き「栗きんとん」を手作りで

子どもの頃、おせち料理で一番美味しかったのが、栗きんとんだ。これもハンドブレンダーと電子レンジがあれば簡単に作れる。

まずはサツマイモの皮をむき、1cm角にカットして、水にさらしてアクを抜く。そして、栗の甘露煮のシロップと少しの水を加えて、電子レンジで10~15分ほど温める。この間2、3回、サツマイモと水分をかき混ぜる。水分が足りないようなら、甘露煮のシロップか水分を追加する。甘さを抑えたいなら、シロップの代わりにオレンジジュースを入れるのもありだ。

サツマイモが柔らかくなったら、ハンドブレンダーでつぶしていく。
ここでもシロップかオレンジジュースでなめらかな食感に調整しよう。最後に栗の甘露煮を加えて完成だ。

○ハンディブレンダーで「伊達巻き」も簡単

続いて、おせち料理の定番、伊達巻きを作ろう。本当の伊達巻きは白身魚のすり身と玉子を溶いて作る。しかし、すり身作りから行うのはハードルが高いので、すり身ははんぺんで代用するのが簡単伊達巻きだ。

はんぺん半分を一口サイズにカットして、ハンドブレンダーのカップに入れる。玉子2個を割り入れ、砂糖、塩、そばつゆを適量加える。そこにハンドブレンダーを差し入れて、なめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせよう。


どろどろになったら、弱火で加熱したフライパンや玉子焼き器に多めの油をしいて、流し入れる。通常の玉子焼きのように加熱しながら混ぜたりせず、フタをして10~15分ほどゆっくりと焼いていく。ここの行程は、オーブンでも行えるため、やりやすい方法を選ぶといいだろう。市販の伊達巻きよりもは細くなるが、はんぺん半分、玉子2個の量で作ると中まで火を通しやすい。

なお、はんぺんや玉子の量が多いほど、太い伊達巻きができるが、その分表面が焦げやすくなる。また、砂糖の量が多いとこれもまた焦げやすくなるため、うまく調整して焼きたい。

中までしっかりと焼けたら、巻きすの上に置いて丸める。形が付くまで、しばらく放置しておこう。
あとは1cmほどの厚みでカットして盛り合わせるだけだ。

●お重に詰めて完成!
○最新調理家電を使えばおせちも簡単

今回はシャープの「ヘルシオ ホットクック」と「ハンドブレンダー」(メーカー問わず)を使って4つのおせちを作った。

なお、今回は作らなかったが、ヘルシオ ホットクックでは牛肉でゴボウを巻いた「八幡巻き」も作れる。また、多くの家庭にあるオーブンレンジを使って、チャーシューやローストビーフなども作れる。これらも正月メニューとして立派な一品になる。

年末にちょっと時間ができたら、おせち料理に挑戦してみると楽しい。一、二品だけでも手作りしてみると、おせち料理に対する気持ちがちょっと変わり、新年をより新鮮な気持ちで過ごせるはずだ。

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