Ruby 2.3登場
「Ruby 2.3.0」の主な新機能は次のとおり。
フローズン文字列リテラルプラグマの導入。新しいマジックコメントが導入されたほか、ソースファイルに含まれるすべての文字列リテラルをフリーズさせるためのオプションを導入
nilのハンドリングを容易にするための新しいセーフナビゲーションオペレータ(ロンリーオペレータ)「&.」を導入(同様のオペレータはすでにC#、Groovy、Swiftなどに導入されている)。同時にArray#digおよびHash#digも導入
did_you_mean gemの導入
バイトコードプリコンパイルシステムを実現するためのRubyVM::InstructionSequence#to_binary and .load_from_binaryの導入(実験段階)
パフォーマンスの向上
「Ruby 2.3.0」はリリース版としては最も新しいバージョンとなる。Rubyコミュニティは毎年クリスマスを目処に新しいバージョンをリリースしており、2015年もクリスマスにリリースが実施された。