ICTアセットの力を生かし、より良い新たな価値創造を実現 - NEC 遠藤社長
2016年の年頭にあたり、NECの代表取締役執行役員社長を務める遠藤信博氏は、以下の社員向け年頭訓示を発表した。
本年は、3年前に発表した「2015中期経営計画」の成果を社会に示し、またその成果を基盤として、NECがさらなる成長を実現していくための新たな道筋を示す年である。
この3年間で、我々は社会ソリューションの実現のために注力してきた「ビッグデータ」「クラウド」「SDN」「セーフティ」の4領域において、グローバルな展開を含めた実績をあげてきた。これらを踏まえて、NECグループが社会に貢献し、企業として継続していくために、我々の優れたICTアセットの力を活かして、より良い新たな価値創造を実現していかなければならない。この目標に向かって、社員一人ひとりが引き続き強い意志を持って取り組むことを期待する。
世の中ではIoTが急速に進展し、集められた膨大なデータを「情報」から「知識」や「知性」にまで高めて、新たな価値を創りあげるAI(人工知能)が大きな注目を集めている。NECグループは、クラウド・ビッグデータ・IoT・AIの活用によって起こる第4次産業革命をリードし、「リアルタイム」「ダイナミック」