サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (44) 1月から医療費の領収書はちゃんと保管! 確定申告をして節税をしよう!
1年分の医療費を計算して確定申告をするには、病院やクリニック等で発行された領収書をちゃんと保管しておく必要があります。確定申告時にはその領収書を税務署に提出する必要もあります。
これまで確定申告をしていない方は、ぜひ、1月から自分や家族の医療費の領収書をきちんと保管して、年間の医療費の合計額が10万円を超えるようであれば、来年2月~3月に確定申告をしてほしいと思います。節税効果は少額かもしれませんが、同じ額を働いて得ようとするとたいへんです。
確定申告はとても簡単に行えます。
国税庁のHPの「確定申告作成コーナー」を使えば、すぐに申告書を作成することができます。
○再来年からは所定の市販薬を買った場合も所得控除される仕組みができる!
2017年からは、ドラッグストアなどで買った市販薬の額が1年間で12,000円を超える場合、超えた金額を所得から控除できる新しい仕組みができる予定です。たとえば、家族全員が1年間で3万円の市販薬を買った場合、12,000円を差し引いた18,000円が所得から控除できるので、所得税・住民税の税率が合計20%の方の場合、3,600円の節税になります。