2016年1月6日 12:23
イオンリテールがRFIDと棚卸用ロボットを試験導入
チェックポイントシステムズは1月6日、イオンリテールへの商品管理システムの導入およびRFIDと棚卸用ロボットの試験導入を発表した。
イオンリテールでは、旗艦店にRFIDソリューションの試験導入を開始しており、OATエンタープライズソフトウェアでの在庫管理をベースとし、精算業務と店舗出入り口の管理でRFIDの活用を開始する。
タグはRFとRFIDに対応したチェックポイントの最新製品「UNO RF/RFID」ラベルを使用していく予定で、このテクノロジーにより、理論上の在庫と精算済みの商品をリアルタイムで照合し、瞬時に店内在庫を把握することができるという。
また旗艦店ではチェックポイントで初となるロボットによる在庫カウントソリューションも導入。ロボットがサイクルカウント業務を自動で行う。
イオンリテールでは、これらの導入により、同社のEAS(電子商品管理)システムは、既存のAM方式から、RFIDに拡張可能なRF方式に順次入れ替えを実施するほか、RFIDロボット(プロトタイプ)の試験導入により、在庫の精度向上と顧客満足の向上を目指すという。
また、イオンリテールとチェックポイントは、アパレルサプライヤーおよび一般消費財メーカーと連携し、製造・流通段階でタグを貼付する「ソースタギング」