SQLite 3.10.0登場
最新版における主な改善点や拡張点は次のとおり。
仮想テーブルにおけるLIKE、GLOB、REGEXPサポートの追加
sqlite3 module.xBestIndexメソッドからsqlite3 index_infoを使うためにcolUsedフィールドを追加
PRAGMAキャッシュスピルステートメントを32ビットの整数パラメータを受け付けるように変更
sqldiffに--transactionオプションを追加
sqlite3 db_cacheflush()インタフェースを追加
sqlite3 strlike()インタフェースを追加
jsonエクステンションにjson_group_array()およびjson_group_object()関数を追加
細かいパフォーマンスの改善
実験的にsqlite3 snapshot_get()、sqlite3 snapshot_open()、sqlite3 snapshot_free()インタフェースを追加(今後のリリースで変更や廃止の可能性もあり)
SQLiteはパブリックドメインの下で提供されているためライセンス面で扱いやすく、さまざまなソフトウェアで組み込んで使用するデータベースライブラリとして活用されている。他の組み込み型データベースと異なりSQLをサポートしている点なども利用者を増やす要因となっている。