Intel、スティックPC「Compute Stick」に新モデル - 上位はCore m搭載
Intel Compute Stickは、液晶ディスプレイや液晶テレビのHDMI入力端子に直結する小型のスティックPC。現行モデルは2015年6月より日本国内で販売している。
新モデルではプロセッサを刷新。Cherry Trail世代のIntel Atomや第6世代Intel Core mといった最新世代のプロセッサを搭載することで、大幅な性能向上が見込まれる。インタフェース面では、IEEE802.11ac対応の無線LANが利用可能となるほか、USB 3.0ポートのサポートなど強化されている。
また、Core m搭載の上位モデルでは、現行モデルの倍となる4GBメモリや64GB eMMCを搭載する。
○Core m搭載モデル
Core m搭載モデルのうち、Core m3-6Y30搭載モデルは、OSにWindows 10をプリインストールするが、Core m5-6Y57 vProはOSを搭載しない。
Core m3-6Y30の主な仕様は、CPUがIntel Core m3-6Y30(2コア/900MHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics 515、OSがWindows 10。Core m5-6Y57 vPro搭載モデルは、上記からCPUがIntel Core m5-6Y57 vPro(2コア/1.1GHz)、OSがなしとなる。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2。インタフェースがHDMI(4Kサポート)×1、USB 3.0×1、microSDスロット。本体サイズはW38×D114×H12mm。
○Atom搭載モデル
Atom搭載モデルはAtom x5-Z8300搭載の1モデルのみ。
主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8300(4コア/1.44GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics、OSがWindows 10。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1。インタフェースがHDMI×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1、microSDスロット。本体サイズはW38×D113×H12mm。