くらし情報『2016年の宇宙開発、ここに注目 - 下半期編: 探査機が木星到着、小型シャトルの飛行、中国の宇宙船打ち上げ…』

2016年の宇宙開発、ここに注目 - 下半期編: 探査機が木星到着、小型シャトルの飛行、中国の宇宙船打ち上げ…

や、また土星探査機「カッシーニ」が木星の近くを通過した際などに観測が行われているが、これらは木星とその衛星からなる木星系を理解することに主眼が置かれていた。しかしジュノウは木星そのものを徹底的に探査することを目指している。

ジュノウはまた、木星より遠くへ飛ぶ探査機では初めて、放射性同位体熱電気転換器(RTG)ではなく、太陽電池を使って電気を作っている。

観測期間は約1年が予定されており、運用終了時には生命が存在している可能性のある木星の衛星に墜落しないよう、木星に落とされることになっている。

○9月3日: NASAの小惑星探査機「オサイリス・レックス」、打ち上げ

「オサイリス・レックス」はNASAの小惑星探査機で、小惑星「ベンヌ」から石や砂などのサンプルを持ち帰ることを目的としている。

探査機は打ち上げから約1年後に地球をスウィング・バイして加速し、2018年8月に小惑星ベンヌに到着する。そして観測やサンプル採取を行った後、2021年3月にベンヌを出発し、2023年9月に地球に帰還する予定。なお、地球に帰ってくるのはサンプルが入ったカプセルだけで、探査機本体はさらに別の天体へ行って探査を行う可能性もあるという。

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