くらし情報『IPAの今月の呼びかけ(3月) - 組織内部の不正行為とその対策』

IPAの今月の呼びかけ(3月) - 組織内部の不正行為とその対策

・職場環境が不適切、または処遇に不満がある

劣悪な労働環境も内部不正の要因と指摘する。システム管理者に、多大な業務量や長時間勤務などが続くとどうなるか。当然ながら、業務遂行のプレッシャーとなり、達成のためには社内ルールを無視してもよいという発想に繋がる。結果、内部不正が発生する。また、昇進・昇格や給与などの処遇への不満、上司や同僚とのコミュニケーション不足も内部不正の要因と指摘する。

多くの企業・組織が、外部からの攻撃には対策を検討している。内部不正は数はそれほど多くはないが、一度、発生すると甚大な被害や社会的損失を被る可能性がある。IPAによれば、経営者レベルで、各部門を横断的に密連携させ、委託先も含めた内部不正対策に取り組む必要があると指摘する。
しかし、内部不正では、風評などを恐れ、発生企業から情報提供が行われることは少ない。したがって、実態把握などが困難な状況にある。

○内部不正を防止するための現状把握と対策

IPAでは、内部不正を防止するために「組織における内部不正防止ガイドライン」を公開している。組織における内部不正防止ガイドラインでは、基本方針や技術的管理、人的管理、物理的管理など10の観点から30の対策項目を示す。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.