東北電力ら、ナタネ油の利用で環境負荷を低減する新型配電用変圧器を開発
両社は平成21年に、CO2排出削減など環境負荷の低減を目的として、ナタネ油を絶縁油に採用した「環境調和型変圧器」を開発している。今回開発した新型変圧器では、最新の設計技術に基づき冷却性能のさらなる向上を図るとともに、両社の共同研究により、ナタネ油の特性を細部にわたり解析し、この結果を設計に反映した。
これにより、従来の環境調和型変圧器に比べ、変圧する際の電力損失を15%低減。さらに、変電所に変圧器を設置する際、従来は変電所構内で変圧器の部品の一部を組み立てていたが、付設する放熱器の見直しにより、工場で組み立てを完成させ、そのまま搬送して設置することが可能となった。
また、変圧器は巻線絶縁紙に含まれる水分量が多くなることで劣化が進むが、今回、吸水力が高いというナタネ油の特性に着目し、構造・設計を見直したことなどにより、定格連続運転における期待寿命が30年から60年に延びたという。
今後東北電力としては、管内の主に6万6000Vの配電用変圧器について、低損失かつ植物油を採用した変圧器の導入を進め、環境負荷の低減を図っていくとしている。平成28年4月より25台/年程度を導入予定。
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
new
『ラスト・ワルツ』『ホテル・カリフォルニア』から50年。米国ロックの大きな分岐点となった1976年を、天辰保文と北中正和が振り返る!電子版音楽雑誌ERIS第47号は3月19日発行
-
new
「ジェラピケコラボは争奪戦の予感!」【セブン・ファミマ・ローソン】コンビニ3社限定アイスで今食べるべき3選はコレ!
-
new
AIでゲーム開発・プレイ・保護を変革 Tencent Cloud、GDC 2026でAIゲーム基盤を発表 音声・翻訳・3D生成・チート対策を統合
-
new
日常に一筆の魔法を 手描きテキスタイルブランド「sampo」が2026年春夏コレクションを発表
-
new
【飛鳥III ミッドシップスイート採用】岡本銘木店の「大阪欄間アート」、3月12日より飛鳥クルーズ公式オンラインショップで販売開始