愛あるセレクトをしたいママのみかた

NECの2016年PC春モデルはツートップに注目!! - 約798gの11.6型ZERO、一層スリムな15.6型Frista

マイナビニュース
NECの2016年PC春モデルはツートップに注目!! - 約798gの11.6型ZERO、一層スリムな15.6型Frista
●春モデルはツートップ戦略
NECパーソナルコンピュータは13日、2016年春モデル(全5シリーズ44モデル)を発表した。同社では11.6型デタッチャブルPCとして世界最軽量をうたう「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズと、フリースタイルで設置できる15.6型PC「LAVIE Hybrid Frista」を"ツートップパソコン"として訴求する。新製品は1月15日より順次販売。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えしていく。

○4つの強みでシェアNo.1に

説明会の冒頭、NECパーソナルコンピュータ 代表取締役 執行役員社長の留目真伸氏が挨拶した。留目氏によれば、販売店データを基にした同社の国内PCシェアは2013年に23.9%、2014年には24.9%を記録、2015年には26.7%まで拡大して過去最高を更新中だという。好調の要因として、同氏は次の"4つの強み"を挙げる。

1つは、レノボグループと協業するなどして国内外でNo.1のスケールを実現したこと。
留目氏は「世界中のパートナー、サプライヤーとの連携が強固になった。これにより(グループ全体で)世界No.1の調達力を得た」と説明する。2つめは、開発から販売まで製販一体の組織力により、日本市場に合った製品を開発し、スピーディーに販売できていること。3つめは、日本の技術力を活かした製品づくりができていること。4つめは、先を見据えた提案力により、利用者に響く新しいユーザー体験を提供できていること。

留目氏は「NECパーソナルコンピュータはPC業界のリーダーとして、市場を発展させていく使命を担っている。D3(Digital Dramatic Days)のコンセプトに基づき、異業種パートナーとさまざまな分野で"共創"する取り組みも進めていきたい」と語った。

○春モデルはツートップ戦略

NECパーソナルコンピュータ 商品企画本部 D3総合プロデューサーの森部浩至氏は、新商品の特徴を説明した。
同氏はツートップの一翼を担う「LAVIE Hybrid Frista」を"少し未来のホームパソコン"と紹介。新製品は現行シリーズの第2世代に当たるモデルで、前モデルより薄くなったほか、バッテリ駆動時間が約4.2時間に伸びた。スタンド時の幅は約145mmと非常にコンパクトで、「スマートフォンを置いた程度の奥行き」と省スペース性を強調。また、スタンドを畳めばタブレットライクに使用できるほか、ワイヤレスキーボードを背面に収納できるなど、使い勝手も向上している。

また、11.6型デタッチャブルPCとして世界最軽量をうたうのがLAVIE Hybrid ZEROシリーズ。キーボード装着時で重量約798gを実現したモデルが「HZ330/DAS」および「HZ300/DAS」「HZ300/DAB」、11.6型Windowsタブレットとして世界最軽量の約398gを実現したモデルが「HZ100/DAS」「HZ100/DAB」となる。

森部氏は「従来の常識では、キーボードとディスプレイが分離できるデタッチャブルPCは、その機構ゆえに重くなりがちだった。本体とキーボードの重量バランスがとれていないと転倒の可能性も高くなる。
LAVIE Hybrid ZEROシリーズは、匠の技術により軽量化と転倒防止を両立させており、固定概念を覆す製品となった」とアピールした。なお「HZ330/DAS」はLTE通信機能にも対応している。

このほか、23.8型ワイド フルHD IPS液晶を搭載した「LAVIE Desk All-in-one」シリーズの紹介も行った。TVチューナを搭載しており、4番組同時録画に対応。YAMAHAサウンドシステムを搭載するなど、音質にもこだわった製品となっている。

●女性起業家ならどう使う?
発表会では、特別ゲストとして新進気鋭の女性起業家が3人招かれ、留目氏とトークセッションを行った。

普段から仕事にプライベートにPCを活用しているという彼女たち。2016年春モデルを、どのように活用するだろうか。
株式会社ガルテン代表の村上萌さんは「会社は東京だけど、自宅は北海道にある。LAVIE Hybrid Fristaがあれば、自宅に居ながら内蔵カメラで社員とコミュニケーションを図れる」と話した。また、大画面で省スペースのLAVIE Hybrid Fristaは、あまり広くないオフィス内でプレゼンを行う際にも活用できそうだという。

株式会社エニタイムズ代表取締役の角田千佳さんは「女性用の鞄でもすっぽり入るLAVIE Hybrid ZEROは、スマホ感覚で使えるPC。カフェなど出先でメールやSNSが気楽にチェックできる。またLAVIE Hybrid Fristaは、狭いキッチンスペースでレシピを確認するのに便利」とコメント。株式会社プリンシパル代表取締役の七尾エレナさんは「自宅の寝室にはテレビがないけれど、LAVIE Hybrid Fristaをタブレット代わりにすると、ベットの上でも定額制の動画配信サービスが大画面で楽しめる。またLAVIE Hybrid ZEROはとても軽いので、片手で持ちながらホワイトボードに何か書き込みたい、というシーンでも活用できそう」と話していた。


女性ならではの視点と、会社代表者ならではの視点を交えて語られたトークセッション。留目氏は最後に「PCがもっと身近に、もっと便利に、常に人の生活や仕事を支えていく存在になる、そんな時代を作っていかなくてはいけない。これは1社だけでできることではなく、いろんな方と知恵を交換し合い、未来の姿を思い描きながら、しっかりステップを踏んでいきたい」と話した。

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード