くらし情報『2015年の全国企業倒産状況-帝国データと商工リサーチの値を比較』

2016年1月14日 11:16

2015年の全国企業倒産状況-帝国データと商工リサーチの値を比較

2015年の全国企業倒産状況-帝国データと商工リサーチの値を比較
1月13日、帝国データバンクと東京商工リサーチから2015年)の全国企業倒産の集計結果が発表された。同年同期の倒産件数と負債総額は、帝国データの発表では8517件/2兆108億800万円、商工リサーチの発表では8812件/2兆1129億8200万円となっている。

○帝国データバンクの調査結果

2015年の全国企業倒産の件数は8517件(前年9180件、前年比7.2%減)と、6年連続で前年を下回り、2005年以来、10年ぶりに9000件を下回った。四半期別では、第3四半期まで減少基調で推移していたが、第4四半期は、2013年第2四半期以来、10四半期ぶりの前年同期比増加に転じた。

2015年の全国企業倒産の負債総額はは2兆108億800万円(前年1兆8678億円)と、前年を7.7%上回り、3年ぶりの前年比増加となった。四半期別では、第2四半期を除く3四半期で前年同期を上回り、特に第3四半期以降は2四半期連続で前年同期比2ケタの大幅増加となった。

その要因として、大型倒産は各種金融支援や大企業を中心とした好業績などを背景に低水準にとどまったが、負債1000億円以上の倒産は3件(前年1件)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.