くらし情報『モバイルマルウェアが前年同期比で81%もの増加 - マカフィー 2015年Q3調査』

2016年1月15日 15:03

モバイルマルウェアが前年同期比で81%もの増加 - マカフィー 2015年Q3調査

モバイルマルウェアが前年同期比で81%もの増加 - マカフィー 2015年Q3調査
マカフィーは1月14日、2015年第3四半期の脅威レポートを発表した。レポートでは、2015年Q3はモバイル端末を狙った攻撃が拡大し、クラウド上に保存されたデータ流出の危険性が増していると指摘している。

また、ソーシャルエンジニアリングの手法を使って、企業の内部システムへの侵入を試みるマクロ・マルウェアも増えている。マクロ・マルウェアは近年減少傾向にあったが、第3四半期はマクロ・マルウェアによる攻撃回数は過去6年間で最高水準となった。

新たな攻撃手法としては、従来の脅威検知技術を回避するファイルレス攻撃が発生している。ファイルレス・マルウェアの攻撃は、ルートキットによる攻撃に取って代わりつつある。これについては、カスペルスキーも同様の指摘を行っている。

それ以外にもレポートでは、脅威データの統計を公開。
データは、マカフィーの脅威データベース「GTI(Global Threat Intelligence)」で収集したものとなる。

これによると、第3四半期は毎分平均327件(毎秒5件以上)の新種の脅威を検出したそうだ。ユーザーをだまして、メールやブラウザ上の検索などを経由して危険なWebページに接続させようとする攻撃が740万件以上、顧客ネットワークをターゲットにしたマルウェア入りのファイル配布が350万件以上、不審なプログラム(PUP)

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