くらし情報『NASA、国際宇宙ステーションへの物資輸送で3社と契約 - 1社は小型シャトル』

2016年1月15日 18:20

NASA、国際宇宙ステーションへの物資輸送で3社と契約 - 1社は小型シャトル

NASA、国際宇宙ステーションへの物資輸送で3社と契約 - 1社は小型シャトル
米航空宇宙局(NASA)は1月14日(現地時間)、国際宇宙ステーション(ISS)への物資の補給を民間企業に任せる、新しい計画「第2期商業補給サーヴィシズ」(CRS-2)の契約先を発表した。

選ばれたのはオービタルATK、シエラ・ネヴァダ、スペースXの3社で、このうちオービタルATKとスペースXは同様の契約の第1期でも選ばれ、現在も補給物資の輸送を担っており、実質の契約延長となった。一方のシエラ・ネヴァダは今回が初採用となり、小さな翼をもつ、小型のスペース・シャトルのような補給機の開発を目指す。

3社は2019年の後半から、ISSの運用が終了する2024年まで、それぞれが開発した補給船を使い、ISSへ向けて生活必需品や実験機器などの補給物資を、それぞれ最低6回運ぶ。

○第2期商業補給サーヴィシズ(CRS-2)

ISSへの水や食料、酸素、ステーションの部品や実験機器などの補給物資の輸送は、かつては米国やロシアなどの各国の宇宙機関が開発した宇宙船や補給船が担っていた。NASAは2000年代に、コストの削減と宇宙産業の振興を目的に、民間企業に補助金を出し、ロケットや補給船、宇宙船を開発させた上で、補給任務を担わせる計画を立ち上げた。

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