2022年2月25日 18:00
平方元基、舞台単独初主演! 5月のシアタークリエで「暴れ回ります」
俳優の平方元基が舞台『THE 39 STEPS ザ・サーティーナイン・ステップス』の主演を務めることが25日、明らかになった。
同作はイギリス冒険小説の先駆者ジョン・バカンによる小説『三十九階段』(1915年)と、サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督による映画『三十九夜』(1935年)を基に舞台化された。ロンドンで退屈な日々を持て余していたリチャード・ハネイ(平方)は、ある日出かけたミュージックホールでスパイだという謎の美女アナベラ(ソニン)に出会う。しかしアナベラは殺され、容疑者として指名手配されたリチャードは、容疑を晴らすためにアナベラの任務の謎を解き、逃亡劇を繰り広げることとなる。
2006年にはローレンス・オリヴィエ賞の最優秀コメディー賞を受賞、その後はブロードウェイにも進出し、トニー賞にもノミネートされた同作。主演の平方はミュージカルデビュー10周年の節目を迎え、この舞台が“単独初主演”となる。さらにソニンが謎の女スパイのアナベラほか、マーガレット、パメラの3役のヒロインに扮する。本作の見どころの一つである“クラウン(道化)”を務める2人は後日発表予定で、135役を瞬時に演じ分けながら舞台上のセット転換や小道具のセットもこなすという、ハードかつ劇の進行における重要なポジションも担う。