くらし情報『福岡市とヤフー、スタートアップ支援などで包括連携協定を締結』

2016年1月19日 08:00

福岡市とヤフー、スタートアップ支援などで包括連携協定を締結

福岡市とヤフー、スタートアップ支援などで包括連携協定を締結
福岡市とヤフーは1月18日、福岡市における地域共働事業に関する協定書に調印をした。両者は「スタートアップ支援・デジタル人材の育成」「市政情報等の発信」「防災・災害対策」「電子自治体の推進」「市民サービスの向上および地域活性化」の5つの分野で協定を結び、福岡市のさまざまな課題解決に取り組んでいく。なお、ヤフーが政令指定都市と包括連携協定を結ぶのは初となる。

スタートアップ支援・デジタル人材の育成では、福岡市は2014年5月に「グローバル創業・雇用創出特区」として指定され、同10月には起業を志す人の相談・交流スポットとして「スタートアップカフェ」を市内に開設するなどスタートアップ支援・雇用創出に注力している。

ヤフーには起業経験者が多いことから、起業経験のある執行役員などによる講演を実施したり、同社の子会社でベンチャーキャピタルであるYJキャピタルと連携した支援も検討している。まずはスタートアップカフェに会員登録している企業向けに、ヤフーへの広告費の一部補助など福岡市のスタートアップのさらなる活性化に向けて協働していく。

具体的には「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」を中心としたECサービスに注力しているため、福岡市でECを活用できる人材育成の支援に取り組み、ヤフオク!を通じたハンドメイド品や不用品の出品方法の講習会などを通じてITを活用した女性の社会進出・復帰を後押しすることなどを進める予定だ。

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