東京・小平市で、武蔵美大の卒業・修了制作における優秀作品を集めた展覧会
武蔵野美術大学 美術館・図書館は、造形学部卒業制作および大学院修了制作における優秀作品を集めた展覧会「平成25年度 武蔵野美術大学 造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展」を開催する。会期は4月7日~4月30日。会場は武蔵野美術大学美術館。入館は無料。
本展は、造形学部卒業制作および大学院修了制作において"優秀賞"を受賞した学生作品を一堂に集めて展示するもので、1967年より続く歴史ある展覧会となっている。今回展示される平成25年度の受賞作品(約100点)には、絵画、彫刻、メディアアートなどの美術作品、グラフィック、工芸、建築などのデザイン作品などのほか、研究論文なども含まれており、いずれも"ムサビ"を代表する学生たちの独創的な表現が楽しめるとのこと。
また、会場となる美術館・図書館全体を使った展示手法も特徴のひとつで、美術館に5つある展示室には絵画、デザイン、映像、インスタレーションといった多岐に渡る作品が展示されるほか、図書館では大階段を使って造形理論や美術史、デザイン論についての論文などが展示されるという。さらに、吹き抜けになっている美術館アトリウムにも、彫刻などの立体作品が並ぶ予定となっている。