IDCF、クラウド上に無料でサービスを公開できる「エコアライアンス」を開始
この「エコアライアンス」は、同社が昨年秋に発表したサービス戦略の1つである「データ集積地」の実現のための施策となっている。同社の取締役 兼 カスタマーサービス本部長を務める石田誠司氏は、「"サーバセンター"から"データセンター"にようやくなろうと決心した。これまではお客さまのサーバを預かり、それを運用するという"サーバセンター"であったが、ビッグデータやIoTをはじめとする、データをハンドリングする時代となり、ようやく本当の"データセンター"という定義ができるのではないだろうか。そうしたデータを集める場を、これから皆さまに提供していく」と語った。
「エコアライアンス」は、クラウド上にマーケットプレイスを公開し、パートナーを顧客と有機的につなげるという構想。キーワードとして「Land and Expand」が掲げられており、まず1回使ってもらい、納得してもらったら拡大・拡張していくという考え方となっている。
「フリーのエリアで、まずは使用感を味わってもらうことから始める」(石田氏)
同社は昨年12月にコミュニティテンプレート機能を公開し、これまではIDCFクラウド上に作成したテンプレートをユーザー自身が使うことは可能だったが、同機能によって、ほかのユーザーに公開し、ユーザーはそのテンプレートから仮想マシンを作成することが可能となった。
これにより、ユーザーはCMS(Contents Management System)やバックアップ、脆弱性診断や運用監視といった各パートナーによる専門性の高いアプリケーションをクラウド上で自由に試行錯誤して、自社に最適なインフラを構築できるようになった。
同社のビジネス開発本部 パートナーセールス部 部長を務める霜鳥宏和氏は、IDCFクラウドを運営していく中で見えてきたという、アライアンスの成功パターンについて、次のように述べた。
「1つめは、ユーザーに使ってもらう機会をかぎりなく増やすこと。2つめは、パートナー同士のサービスがつながること。ベンダー各社のサービスだけでは足りないものを、パートナーが補完することによって、付加価値のあるものに進化する。これがクラウド時代のアライアンスの新しいかたちではないだろうか」(霜鳥氏)
現在、すでに20社が「エコアライアンス」のパートナーに認定されており、パートナーから公開されているテンプレートの数は5点だという。その中には、イノベーション・ファームが提供する秘密分散技術を活用した「分散PortKey」や、フィックスポイントが提供するシステム運用の自動化基盤「Kompira」などが挙げられた。
IDCFでは、今後パートナーを拡大し、今年度中に100社の参加を目標に掲げている。
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
new
【TAOYA阿蘇】2026年10月1日(木)、阿蘇の大自然を望む「新露天風呂」&「新客室」がオープン!
-
new
革小物から真鍮金具、ムートン、カンガルー革まで、7社のものづくりを紹介 東京都皮革製品展示会実行委員会が「Tokyo Textile Scope 2027AW」に出展
-
<adidas Originals for SHIPS>名作「GAZELLE LO PRO」の別注モデルが誕生。秋冬を彩る深みブラウンのワントーン。
-
『あぶない刑事』好き芸能人のクイズ大会開催、舘ひろし本人から出題も 『アタック25』10月9日放送【出演者一覧】
-
new
RADWIMPS、映画『汝、星のごとく』主題歌「夕星-ゆうづつ-」MVプレミア公開決定