くらし情報『イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (13) 元広告マンが考えた理想の学童 - 東京都・杉並区「いおぎみんなの学校」』

2016年1月21日 10:40

イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (13) 元広告マンが考えた理想の学童 - 東京都・杉並区「いおぎみんなの学校」

イマドキ「学童保育」はこんなにも進化しています (13) 元広告マンが考えた理想の学童 - 東京都・杉並区「いおぎみんなの学校」
○若手社員のコミュニケーション力低下に危機感

東京都杉並区、西武新宿線井荻駅から歩いて数分の場所にある遊歩道沿いの大きな家。ここが、「楽しみながら人間力のある子を育てる」がモットーの民間学童保育「いおぎみんなの学校」だ。この場所に開校したのは2012年である。

代表を務める高橋和の助さんは以前、広告代理店に勤務していた。武士道を通じて道徳やマナーが学べる子ども向けのコンテンツ開発に従事し、武士道に関する本も出版。そんな彼がサラリーマン時代に年々感じていったのが、若手社員のコミュニケーション力低下だった。与えられた業務は完璧にこなすが、同僚や上司との接し方が分からず、目も合わせない。部内の電話が鳴っても出ない。
「社会に出る前に、勉強だけではない人とのつながりや総合的な人間力を育む場が必要なのでは? 」と危機感を募らせていたという。

そんな折、社のCSRの一環として、東日本大震災の被災地を訪れて遊び場を失った子どもに本やおもちゃを提供するプロジェクトに参加。子ども達の嬉々とした表情を間近で見て、子どもにとっての遊び場の重要性を再確認した。

「遊びながら楽しくコミュニケーションスキルや人間力を鍛える場を提供できないか」

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