産総研とTASC、熱/熱水/酸/アルカリなどに強い耐環境特性ゴム材料を開発
同成果は、1月27日~29日に東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2016 第15回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」にて展示される。
フッ素ゴムやポリウレタンなどのエラストマー材料は、ゴム弾性があり、ガスや液体のバリア性に優れているうえ、さまざまな形状への成形が容易であることから、特にシーリング材料として有用である。しかし、熱、熱水、酸・アルカリなどの環境下では劣化するため、これらの環境下における使用には制限があった。
今回、同研究所は、スーパーグロース法で得られる単層CNT(SGCNT)とエラストマー材料の複合化研究において、高度なネットワーク構造を保ちながらSGCNTをエラストマー材料中に超高分散させる技術を開発。これにより、エラストマー材料の耐熱性、耐熱水性、耐酸・耐アルカリ性などの耐環境特性が大きく向上した。
今後は、石油掘削装置などのシーリング、自動車などの金属ガスケット代替、化学プラントの高温部シールへの適用や、燃料輸送への適用など、ゴム材料の適用範囲の飛躍的な拡大が期待されるという。
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