Firefox 44公開、Webプッシュ機能登場
Web PushはWebブラウザが対象となるWebページを閲覧していない間も機能するところに特徴がある。Webページを読み込んでコードが実行され、Web Pushイベントが登録されると、Firefoxはそのイベントをバックグランドで監視。通知すべきイベントが発生すると、ユーザーに通知する。これまで同様の機能はオペレーティングシステムやネイティブアプリが提供していたが、同機能によりWebページベースで同様の通知を活用できるようになる。
オペレーティングシステムが提供している通知機能は特によく使われているサービスや、提携しているサービス、規格に対応したネイティブアプリが提供しているサービスなどに限定されている。
Web Pushはブラウザベースで同様の機能を活用できるため、より幅広いシーンでの利用が期待できる。ただし、これまで以上にセキュリティ面での注意も必要になると見られ、今後の活用方法に注目したい。