Lenovoのファイル共有ソフト「ShareIT」に複数の脆弱性
脆弱性が確認されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
Lenovo SHAREit for Android 3.0.18_ww
Lenovo SHAREit for Windows 2.5.1.1
上記以外のプロダクトおよびバージョンにも同様の脆弱性があると推測されているが、確認は行われていないと説明がある。なお、脆弱性の1つは、Windows版アプリでWi-Fiを介してファイルを受信する際に脆弱なパスワード「12345678」がハードコードされているという、深刻な内容だった。
Lenovo SHAREitは、Windowsやスマートフォン間でファイルやフォルダを同期するためのアプリケーション。LenovoからWindows版およびAndroid版が無償で提供されている。すでに同社から脆弱性を修正したバージョンが提供されているため、同プロダクトを使用している場合には最新版へアップグレードすることが推奨される。