2016年1月28日 13:06
ジャパンネット銀行、取引システムの24時間365日無停止連続稼働を開始
ジャパンネット銀行はこのたび、2016年1月より、取引システムの定期メンテナンスを年1回30分のみとし、実質的な連続稼働を開始すると発表した。
○定期メンテナンス時間を最短の年間30分のみとする取引システム連続稼働体制を導入
ショッピングやオークションでのネット決済の利用、コンビニエンスストアでのVisaデビット決済やATMの利用など、深夜や早朝に顧客が口座を利用することが当たり前となりつつあり、銀行口座も昼夜を問わず24時間365日、常時使える必要性がますます高まってきているという。
ジャパンネット銀行は、「インターネット専業銀行としてお客さまに『いつでもどこでも』ご利用いただけることが義務であると考え、このたび定期メンテナンス時間を現時点で最短の年間30分のみとする取引システム連続稼働体制を導入した」としている。
○連続稼働の仕組み
2015年までは、定期システムメンテナンスのため、年6回全サービスを約3時間停止していたという。このたびの実質連続稼働を実現するにあたり、これまで2台で運用していたデータベースサーバを3台に増やした。従来のメンテナンス作業を1台ずつ順次実施し、常に残り2台で冗長構成を保つことによりサービスの無停止を実現したとしている。