2016年1月28日 14:05
SCSK、米Exabloxのスケールアウトオブジェクトストレージ発売-NASと一体化
SCSKは1月27日、シリコンバレーのストレージベンダーである米Exabloxと国内総販売代理店契約を締結し、オブジェクトベースのストレージとNASを一体化したスケールアウトストレージ「OneBlox 4312」の販売を開始した。価格は論理容量6TBで254万6000円(税込)、24TBで335万3300円(同)。
同製品は既存システムへの導入が容易なNAS製品でありながら、スケールアウトに対応したオブジェクトベースのストレージ技術を採用。トリプルミラー方式で複数のサーバに搭載されたドライブを1つのストレージとしてクラスタリングし、クラスタ内ではデータのコピーを複数作成しているため、故障が発生した場合もデータが失われることはないという。
また、急なデータ量の増加に対しても、ディスクドライブの追加や本体の増設だけで対応できるシンプルな拡張性を併せ持つ。インラインの重複排除、圧縮、スナップショット、レプリケーションなどのソフトウェアの機能を標準装備するほか、レプリケーション機能によりデータを効率よく安全に保管することが可能。
さらに、IPネットワークを経由し、遠隔地に転送保管することで、災害対策のためのシステムも低コストで実現できるという。