くらし情報『小中高校生とも「いい大学を卒業すると幸せになれる」と考える人が増加』

2016年1月31日 09:30

小中高校生とも「いい大学を卒業すると幸せになれる」と考える人が増加

小中高校生とも「いい大学を卒業すると幸せになれる」と考える人が増加
ベネッセ教育総合研究所は、小学5年生2,601名・中学2年生2,699名・高校2年生4,426名を対象に「第5回学習基本調査」を実施した。調査期間は2015年6月から7月。

○小中高生の学校外学習時間が増加

「学習基本調査」は1990年に第1回を行い、以降、1996、2001、2006年に実施している。今回は過去の調査結果と比較し、子どもの学習行動や意識の変化を分析した。

ふだん(月曜日~金曜日)、学校での授業以外に1日にだいたい何時間くらい勉強しているか(塾など含む)尋ねたところ、2006年比で平均学習時間が増加した(小学生・高校生:約14分増、中学生:3分増)。

25年間でみると、1990年代には減少傾向にあったが、小中学生は、2001年を境に増加している。小学生は今回が過去最長時間となり、高校生も中上位層を中心に今回初めて、増加に転じた。

学校からの宿題や課題の時間も前回比で上昇しており(小学生:13分増、中学生:7分増、高校生:9分増)、学校の家庭学習指導の強化が、学習時間全体の増加に影響していると考えられる。


授業で好きな学習方法を尋ねたところ、自分で考えたり調べたりする活動や、グループ活動に関する項目で上昇がみられた。

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