2016年2月2日 15:36
テクトロ、新たなブランド戦略を策定 - 24年ぶりにロゴマークを刷新
テクトロニクス社は2月2日、米国本社の創立70周年(1946年2月2日創立)を機に新たなブランド戦略を策定したほか、併せて24年ぶりに企業ロゴを刷新したことを明らかにした。
同社代表取締役である米山不器氏は、「Tektronixは少なくとも10年単位で、『顧客がどこに向かっているのか』、「我々に求められる本当の価値とは」、「将来はどこに向かっているのか」という3つの基本的な問いかけを行ってきており、継続して既存路線を踏襲していくだけでなく、自らが新たな分野を開拓していくことを基本とし、これからの自社の姿の模索を行ってきた」とし、その結果として、IoTの勃興や自動車のエレクトロニクス化の進展、RF技術の浸透など、時代が技術の転換点を迎えていると判断。従来の製品中心のハードウェアカンパニーから、よりアプリケーションにフォーカスしたテクノロジー・カンパニーへと向かっていく動きを加速していく必要性があると感じたことから、今回の新ブランド戦略ならびに新ロゴの作成に至ったとする。
会社としての大上段の戦略としては、アプリケーションにフォーカスしたソリューションベンダへと変貌を遂げることであるが、その目的に向かう求心力となるビジョンも新たに「私たちは、お客様と共に、未来を創る技術イノベーションの実現に向け、日夜全力で取り組みます」