TI、アナログ回路設計のカスタム化/シミュレーション用設計支援ツールを発表
Texas Instruments(TI)は3月12日、オンライン設計支援ツール「WEBENCH」を利用して作成した電源回路のカスタム化とシミュレーションを可能にする新機能を搭載したツール「WEBENCH Schematic Editor」を発表した。
オンライン設計支援ツール「WEBENCH」は、設計プロセスの簡素化と迅速化に寄与している。その中の「WEBENCH Power Designer」の場合、強力な計算アルゴリズムとSPICEシミュレーション機能を備えており、完全な回路の設計、最適化、シミュレーションをオンラインで迅速に実行できる。
今回の「WEBENCH Schematic Editor」では、「WEBENCH」ツールで設計した電源回路に、異なる種類の出力コンデンサ、フィルタ回路、基板寄生容量/抵抗、スナバ回路などを追加できる他、4万点以上にのぼる部品ライブラリから選択して設計のカスタム化が可能となっている。さらに、「WEBENCH」ツールでカスタム化した電源回路のシミュレーションを行った後、Cadence Design Systemsの「OrCAD Capture CIS」