Ubuntu、32ビット版のサポート終了呼びかけ
i386はこれまでフルサポートの対象となっており、ビルドから検証、パッケージの提供まですべてのサポートが提供されている。しかし、現在ではi386版でなければ動作しないソフトウェアは限定されており、ほとんどのソフトウェアはamd64版で動作するか、またはi386版を動作させるための仕組みを通じての動作が確認されている。
メーリングリストの提案の中では、i386版しか提供されていないソフトウェアに関しては、i386 on amd64での動作を提供する機能などを通じて動作の確認や検証を実施するものとし、それ以外に関しては基本的にamd64版での動作を前提として開発を進めたほうがよいのではないかと指摘している。ニーズが減りつつある領域にかける労力を減らし、よりニーズが強い分野へリソースを振り分けることで、開発力を向上させる狙いがあると見られる。