開発のお供「Visual Studio Tools for Unity 2.2」がリリース
Unityは複数のプラットフォームで動作するUnity Technologiesのゲームエンジンだが、Microsoftは2014年7月に「UnityVS」を開発するSyntaxTreeを買収し、改称したVSTUを無償で提供している。MicrosoftはVisual StudioとVSTUを組み合わせることで、デバッグ作業やコーディングの効率化が可能になるとアピールしてきた。
バージョン2.2では、以下の改善が行われている。
VSTUインストーラーがすべての情報を正しく扱う。
OS X上のUnityと仮想マシン内のVisual Studioの組み合わせでデバッグが正しく行われる。
Unity 4.6使用時にUnityEngineとUnityEditorの参照が正しく行われる。
サポートするC#のバージョンは4.0に制限する。
Unityパッケージ内のエラーを修正した。
Microsoftは既存ユーザーに対して、Visual Studioの拡張機能マネージャを用いたアップデートを推奨している。新規にインストールする場合は、使用しているVisual Studioのバージョンを確認してから対応するVSTUをインストールする。なお、Unityがバージョン5.2以降であればVSTUはネイティブサポートされているため、インストールする必要はない。
阿久津良和(Cactus)