2016年2月9日 12:32
Flash Pro CCから名称変更した「Adobe Animate CC」提供開始-アニメーター向け機能を追加
アドビシステムズは9日14:00より、「Flash Professional CC」から名称を変更した「Adobe Animate CC」をはじめとした3製品をアップデートする。本稿では、前日に行われた記者説明会の様子をお届けする。
○Adobe Animate CC
「Flash Professional CC」からの名称変更が発表されてから初めての機能追加リリースとなる「Adobe Animate CC」。名称のみならず、機能面でも約3年ぶりの大規模アップデートとなっている。
米アドビのリッチ・リー氏は、あらゆるプラットフォーム向けのアニメーションツールとしての性質を表すために改名に踏み切ったと語った。実際、「Flash Professional CC」で作られたコンテンツの30%がHTML5となっているという。ただし、改名は「SWF(Flashコンテンツ)」や「Adobe AIR」のサポート打ち切りを意味しないとも明言。両形式のほか、HTML5 CANVAS、WebGLに加え、アドオン(Snap.svg等)で多様なプラットフォームに対応可能だ。
今回のアップデート内容にはクリエイティブツール関連が多く含まれ、特にブラシは大幅な機能強化が行われている。