米Amazon、ゲームエンジン「Lumberyard」を発表、AWSやTwitchと連携
グラフィックスレンダリング、物理シミュレーション、アニメーション、ネットワーキング、スクリプティング、空間/キャラクタ編集など、AAAタイトルと呼ばれるハイクオリティなゲームの構築に必要な技術コンポーネントは20を超える。商用ゲームエンジンを使ったとしても、エンジンのコストに加えて、ゲームによってはクラウド機能やコミュニティ機能のソリューションを用意しなければならない。
Lumberyardはリアルタイム・ゲームプレイエディタ、低レイテンシの通信を実現する柔軟なネットワークサブシステム「GridMate」、ライブラリ「Modular Gems」、オーディオシステム「Wwise LTX」など、ハイクオリティなゲームの開発に必要なツールを網羅している。クラウドサービスに詳しくなくても、LumberyardはビジュアルスクリプティングツールでAWSやTwitchとの連携をサポートしている。
開発者はドラッグ&ドロップのユーザーインタフェースで簡単に、ゲーム内通知、ニュースフィード、ギフト機能、ネットワーク対戦など、DynamoDB、Lambda、S3にアクセスした機能を組み込めむことが可能。同様にLumberyardのTwitch ChatPlayで、Twitchビューワーがリアルタイムでインタラクトできる機能を実現できる。
AWSとAmazonはまた、「Amazon GameLift」というセッション型マルチプレイヤーゲームを展開、稼働、スケールさせられるサービスも発表した。GameLiftはAWS US East (米ノースバージニア)とUS West (米オレゴン)からスタートする。料金は1.50ドル(1,000アクティブユーザー/日)。