JR東日本、利用者の現在位置を利用したナビゲーション・サービスを試行
同アプリは、2014年度に同社が東京駅で試行した「駅構内ナビ」のバージョンアップで、今回は対象を新宿駅にも拡大したもの。また、日本語に加えて英語への対応、iPhoneの他Android端末への対応、ビーコンやWi-Fiによる現在位置表示に加えて利用者の位置を共有する機能、リアルタイム情報としてSuicaコインロッカー空き情報の提供を追加している。なお、利用者の位置共有機能では、利用者の位置情報や移動履歴は保持・収集しないという。
ナビゲーションとしては、現在位置を表示する機能、出発地から目的地までの経路案内、目印となる施設を利用した経路ガイダンスが利用可能。
試行期間中に、利用者からのアンケートや利用状況の調査、システムの動作検証を行うとのこと。今回の試行を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化を目指すとしている。
なお、今回試行するサービスを含む研究は、大日本印刷及び日立製作所と共同で実施しているとのことだ。