Google、独自プロセッサ「Lanai」開発中
メールに掲載されている内容によると、「Lanai」は次のような特徴を持ったプロセッサとされている。
32ビットプロセッサ
32ビットレジスタ(固定値レジスタ2個、プログラム・ステータス・トラックに利用されるレジスタ4個(PC、SP、FP、RCA)、ユーザーによる使用向けレジスタ2個(R10、R11)、引数処理に4個まで使用可能、Callee-Savedレジスタはサポートしない)
浮動小数点はサポートしない
寄贈が表明されたバックエンドコードはC99のコードをLanai向けにビルドするもの。例外処理はサポートされていない。「Lanai」は1997年に初版が出版された書籍『Parallel Computer Architecture: A Hardware/Software Approach』に掲載されているプロセッサをベースにしているとされている。研究開発の目的が強く、広く一般に販売する計画はないと見られる。