くらし情報『iPhone 6s/6s Plusで撮影された「Live Photos」はアート足り得るか? - 「Creator Talk」に登場した映像作家・柿本ケンサクさん』

2016年2月11日 18:57

iPhone 6s/6s Plusで撮影された「Live Photos」はアート足り得るか? - 「Creator Talk」に登場した映像作家・柿本ケンサクさん

iPhone 6s/6s Plusで撮影された「Live Photos」はアート足り得るか? - 「Creator Talk」に登場した映像作家・柿本ケンサクさん
数々のCMディレクションやミュージックビデオ、映画を手がける映像作家、柿本ケンサクさんがApple Store 銀座の「Creator Talk」に登場。ゲストにタカ・イシイギャラリーの菊竹寛さんを迎え、アート、iPhoneを巡るトークを繰り広げた。

トークは広告の写真とアートの写真は何が違って、それぞれ、どういった役割があるのかという問題提起からスタート。菊竹さんは、広告写真は時代の中で生まれてくるもので、クライアントや伝えるべき人が存在するということが重要で、それが制作の根本にある、対して、アートの写真はさまざまなタイプの写真家がいるので、一概には言えないが、そういった要請に基づいて制作されることはあまりなく、アーティストが身につけたきた技術や歴史的な背景を踏まえた上で、もっと自由に創れるもので、それがどのように社会に受け取られるのも、また自由なものであると自説を開陳。柿本さんは、最新の技術があって、自分もテクニックがあり、広告の世界で成功したとしても、アートの写真を撮れるかというと、それはなかなか勇気の要ることだと言い、20代前半、ある商業出版社に作品を持ち込んだところ、広告写真としては、ダメ、アート方面なら受け入れられるかもと断られたので、アート方面の版元で作品を見てもらったら、広告写真なら良いんじゃないとアドバイスされたというエピソードを披瀝し、哄笑を誘った。

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