MS、API活用で犬種を識別するアプリ「Fetch!」を米国でリリース
同社は以前からMicrosoft Researchによる研究結果をAPIとして公開する「Project Oxford」を展開してきた。顔認識や音声認識・合成、言語理解などAPIは多岐にわたり、無償で使用できる。ただし、有償のMicrosoft Azureアカウントが必要(1カ月間の無料試用版もある)。これらのAPIを利用し、顔写真から年齢を判定する「How-Old.net」や、2枚の顔写真から類似度を計算する「Twins Or Not」など多くのサービスをローンチし、各種製品に反映させてきた。
Fetch!は2009年から、Microsoft社員が実験的なアイディアを公表しながらアプリケーションやサービスを開発する「Microsoft Garage」の成果物。既にiOS向けニュースアプリケーション「News Pro」やOutlookへのスケジュール登録を容易にする「FindTime」といったアプリケーションをリリースしてきた。
なお、Fetch!と同じAPIを使った「What-Dog.net」は日本国内からも実行できる。
阿久津良和(Cactus)