ロシア政府、WindowsをLinuxへ置き換え検討
ロシア政府がLinuxへの移行を計画しているという内容は、ロシア政府のGerman Klimenko氏のインタビューの内容に基づいたもの。同氏はMicrosoftやGoogleといった米国のIT企業はより多くの税金を納めるべきと指摘しており、Linuxへの移行はこうした企業に対する牽制の狙いがあると見られる。
記事によれば、ロシア政府は2万2000ほどの市行政におけるWindowsを何らかのLinuxディストリビューションに置き換えることを計画していることになる。ロシアではWindows 10におけるプライバシに関する動作が同国の法律に違反しているとして批判が高まっており、ロシア政府関係者におけるLinuxディストリビューションへの興味を示す発言は、こうした状況を加味したものと考えられる。