5年の開発を経て正式リリース - 「Kotlin 1.0」登場
Kotlinは実用的なプログラミング言語として活用することを目的に開発されている。オブジェクト指向的な使い方と関数言語的な機能の双方の特徴を持つとともに、より完結でわかりやすく、安全で、さまざまな目的で活用できるとされている。
Kotlin 1.0はJetBrainsが開発している統合開発環境「IntelliJ IDEA」で使用できるほか、Android StudioやEclipseでも利用できる。MavenやGradle、Antといったツールとの連携、Spring Bootとの連携、GitHubやSlackとの連携なども実現されている。
KotlinはJava仮想マシンで動作するとともに、Javaそのものとも高い親和性を持っている。このため、既存のJava資産と組み合わせたソフトウェアの開発にも対応しており、既存の資産を生かしながらこの新しいソフトウェアの恩恵を受けることが可能になっている。