2016年2月18日 13:00
キヤノン、1型センサー搭載「PowerShot G7 X Mark II」 - DIGIC 7で画質UP
キヤノンは2月18日、有効2,010万画素・裏面照射型の1型CMOSセンサーを搭載した高級コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G7 X Mark II」を発表した。5月の発売を予定しており、価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は税別77,800円。
PowerShot G7 X Mark IIは、2014年10月に発売された初代G7 Xの後継機。初代で好評を得た24~100mm (35mm判換算)・F1.8~2.8の光学4.2倍ズームレンズを継承しつつ、画像処理エンジンには最新のDIGIC 7を搭載してきた。
DIGIC 7によって、まず性能が向上したのは手ブレ補正機能だ。ジャイロセンサーからの情報と同時に、CMOSセンサーの画像情報も解析する「デュアルセンシングIS」が働き、シャッター速度4段分の手ブレ補正を実現。手ブレだけでなく、ゆっくりとした大きな揺れも巧みに打ち消す。
そのほか、高感度画質、オートライティングオプティマイザによる明暗バランス、絞り込んだ際の解像感、AFの動体追尾性能などを向上している。
そのほか、初代G7 Xの液晶は上向きにしかチルトしなかったが、G7 X Mark IIでは下向きにも可動 (上側180度、下側45度)。