final、最高級ヘッドホンの技術を投入した「SONOROUS III」「SONOROUS II」
SONOROUS IIIとSONOROUS IIは、約63万円の最上位ヘッドホン「SONOROUS X」に採用した技術を投入しながらも、価格を抑えて開発されたヘッドホン。2015年12月開催のポタフェス2015に参考出品していたが、このたび正式発表された。
両製品の外観はロゴ以外共通だが、本体内部の部品などに違いがある。同社は音質の傾向について「III はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、IIは高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」と説明している。
SONOROUS Xと同じく、フロントプレートとドライバーユニットを一体化することで共振を抑制。
フロントプレートはポリカーボネイトをベースとしているが、素材の約30%にガラスを採用している。振動板には解像度を高める効果があるチタンを使用。ハウジングは硬質ABS製で、シボ加工を施している。また、イヤーパッドの内側と外側に開口部を設けることで、クリアな音質を実現したという。
インピーダンスは16Ω。感度は105dB。重量は410g。ケーブルは着脱式で、ロック機構を採用。
3.5mmステレオミニケーブル(1.5m)が付属する。