SHA-1の廃止、2017年1月1日を待たずに移行を呼びかけ - マイクロソフト
なお、このコマンドはレジストリに影響を与えるため、必ずテスト用端末で検証を行う必要がある。予期せぬ障害に備え、設定を行う前に端末のバックアップすることを推奨している。実行後は、SSL/TLSを利用しているWebサイトやアプリケーション、システムなどを利用して問題が発生しないか確認する。設定を行った端末で、しばらく業務を行ったりすることで、隠れた影響などを洗いだすこともできる。もし影響があった場合は、対象のサーバーで利用されている証明書を確認する。
マイクロソフトは、脅威を常に監視しながら、状況によってはSHA-1の利用廃止日を2017年1月1日から前倒しすることも視野にいれている。また、6月頃をめどに警告を表示するなどの措置も検討しているという。同社以外のブラウザでも2017年1月1日を目途に廃止は予定されており、業界全体として廃止が進められているため、「廃止期限を待たず、速やかに移行してほしい」としている。
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