2016年2月20日 11:30
壁際ピッタリでゴミを逃さず - 東芝、約1カ月お掃除お任せなロボット掃除機「TORNEO ROBO」
その様子を観察してみると、サイドブラシのリーチ力に大きく貢献しているアーム部分がおそらく原因のようだ。アームが内側へ引っ込む際に生じるすき間などにどうしてもコードが引っかかりやすい。サイドブラシの取り付け位置が地面からわりと高い位置にあるのも原因として考えられる。
VC-RVS2を動かす際は、コードをなるべくどけておくよう推奨されているが、空気清浄機など常設している電化製品も多い。そもそもVC-RVS2のダストステーションにだってコードはある。ユーザーが使用条件を整えるのもある程度必要だが、この点はやはりロボット掃除機自体で解決してほしい。
コードだけでなく、すき間から抜け出せなくなるという問題も。本体幅35cmギリギリのすき間に入り込む際は、前方を押すようにして進むのでアームは内側へ引っ込む。
そのため、スッとすき間へ入り込めるのだが、いざ出る際にアームがもとの位置に戻ってしまい、引っかかって抜け出せなくなる。身動きとれずにもがいているというケースがあった。
人間からすると「ちょっと方向転換してバックすれば抜け出せるのに……」ともどかしく思うが、しばらく辛抱強く見守っていた。しかし、ひたすら力任せに動こうとしているだけだったので、ついにはリモコンから手動操作して助けだすことに。