今さら聞けないLINEのTips - 友だちを追加する方法
なお、iOS版/Android版ともに方法は同じですが、以下ではiOS版を使って検証しています。
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アカウント作成が終わったら、次に行いたいのが「友だち」の追加。LINEにおいてトーク(メッセージのやりとり)や無料通話の相手を「友だち」といい、LINEを利用する上で友だちの登録が必要です。電話番号を登録している場合は「友だち自動追加」で連絡先・アドレス帳アプリから自動的に追加できますが、基本的な追加方法は4種類。
追加するには「友だち追加」画面から行います。画面右下の「その他」をタップし、「友だち追加」をタップすると「招待」「QRコード」「ふるふる」「ID検索」の4種類のアイコンが表示されるかと思います。これらはどれも友だちの追加方法です。では、それぞれの方法について紹介していきましょう。
○メールアドレスや電話番号がわかる相手には「招待」
よくメールまたは電話するという相手をLINEの友だちとして登録したい場合、オススメなのが「招待」を使った方法。これはメールかSMSを使って、LINEの招待状を送る方法です。
利用するには、「招待」をタップした後、出てきたメニューから「SMS」または「Email」のどちらかを選択。するとスマートフォンの連絡先アプリまたはアドレス帳に記載されている連絡先一覧が表示されます。
招待したい相手の「招待」ボタンをタップすると、QRコードとURLが添付されたメール・メッセージが作成されるので、あとは送信するだけ。
受け取った相手の方でQRコードをスキャンする、またはURLをタップすることで登録が可能です。
○「QRコード」で近くの友達を簡単に登録
登録が簡単なのが「QRコード」を使った方法。メニューの「QRコード」をタップするとカメラが起動するので、友達のQRコードを写せばすぐ登録することができます。また、自分のQRコードを出したい場合は「QRコード」をタップした後に「自分のQRコードを表示」をタップすると表示されます。またこの「QRコード」では、コード読み取り画面にBluetoothもしくはWi-Fiのマークが出てきます。これはQRコードを使わなくともBluetoothやWi-Fiで友達を追加することが可能という意味。自分・相手のスマホが共に対応している場合に限られますが、お互いに「QRコード」をタップして、片方がQRコード読み取り画面に、もう片方がQRコード表示画面にしておけば実際にQRコードを読み込まなくてもすぐに登録が可能です。
○「ふるふる」で近くにいる複数の友達を登録
飲み会など多人数がいる場所でひとりひとり登録するのは面倒ですが、そんな時に使いたいのがスマホを振ることで近くにいるLINEユーザーを検索する「ふるふる」です。使い方はメニューの「ふるふる」をタップして端末を振り、画面に現れた候補のユーザーのなかから友だちとして登録したい人にチェックを入れ、「追加」ボタンをタップするだけ。
一度に複数のユーザーを候補として検索してくれるのが「ふるふる」の便利なところですが、ただし位置情報を使って検索を行なうため、事前に設定で位置情報をオンにしておく必要があります。
○年齢確認後に利用できる「ID検索」
なかなか会うことがない遠方の相手とつながる場合に便利なのがLINE IDまたは電話番号を使った検索方法。LINE IDとはLINEユーザー固有のIDで、設定画面の「プロフィール」内にある「ID」をタップすることで設定可能です。ただし、設定は1回のみで変更はできません。
検索方法は、メニューの「ID検索」をタップするとフォームが現れるので、LINE IDまたは電話番号を選択してから、登録したい相手のID・電話番号を入力してルーペアイコンをタップするだけ。
ただ、この「ID検索」ができるのは18歳以上のユーザーのみで、事前に年齢確認の手続きを行っておく必要があります。
アカウント登録時にも年齢確認の項目が出てきましたが、これから確認をするにはメイン画面の「その他」→「設定」→「年齢確認」と進み、「年齢認証結果」をタップして、契約しているキャリアのユーザーページにログインしないといけません。また、注意しないといけないのが、年齢確認にはキャリアの認証を利用するため、MVNOを使っている場合には認証できないということ。その場合には残念ながらほかの方法で追加するしかないでしょう。登録したい相手となかなか会えない場合など便利なLINE IDですが、ネットで公開すると思わぬ相手から検索されてしまうことも。電話番号やメールアドレス同様、管理は注意したいところです。また、IDで検索されたくない場合は、「設定」画面の「プロフィール」内にある「IDで友だち追加を許可」の項目をオフにしておくと良いでしょう。