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3年使った空気清浄機を分解してみたら

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3年使った空気清浄機を分解してみたら
●空清は魔法の機械にあらず
いよいよ到来した花粉シーズン。花粉以外にもPM2.5や各種ウイルス対策のために、空気清浄機を導入する家庭が増えているが、一度設置したきりで、その後のメンテナンスを怠ってはいないだろうか?

空気清浄機は、ただ置いただけで空気をキレイにしてくれる魔法の機械ではない。どの製品も、吸い込んだ空気をフィルターでろ過して浄化した後に再放出するというのが基本的な原理だ。

なかでも重要なのがフィルター。メーカー側が表記しているフィルター寿命は、一定条件で使った場合の目安に過ぎない。空気清浄機の設置環境や稼働状況は千差万別だが、プレフィルターなどをこまめに手入れしてメンテナンスすることで、フィルター寿命を延ばし、空気清浄機としての機能をより良い状態で維持できる。

極端な話、空気清浄機はトイレと同じようなものだと筆者は思っている。便器を掃除をしなければ不衛生になるのはもちろん、詰まりの原因にもなるように、空気清浄機も手入れしなければ、外側だけでなく内側も汚れていき、汚染された空気を部屋へ送り出すことに……。


●「フィルターお掃除伝道師」として
○空気清浄機メンテナンスすべし

何年にもわたって、何台もの空気清浄機を使ってきた筆者は、常日頃から空気清浄機メンテナンスの大切さを周囲に説いてまわっている。「メーカーが謳うフィルター寿命を鵜呑みにしないこと」「定期的にフィルターをチェックすること」「汚れが目立ったら新品のフィルターに交換すること」「目に見えるところに付いたホコリは掃除機や乾いた布で取ること」などだ。

そんな筆者宅では、3年以上ブルーエアの空気清浄機「Blueair Classic 450E ダストフィルターモデル」(直販価格は税別76,000円)を常設している。半年ごとのフィルター交換が推奨されており、税別8,000円(直販価格)のフィルターを年2回購入しなくてはならない。ランニングコストは高くつくが、もともと空気をキレイにすることを目的とした機械だ。内部に何年間もの汚れを蓄積した状態で使い続けるのは本来の目的と相反するので、必要な投資であると納得のうえ、受け入れている。

半年ごとにきちんとフィルター交換をして3年。ちょっと気になるのは内部の手入れだ。
筆者が使っている450Eは、フィルター交換の際にフタを開けると、ファンやモーターがすき間から見える。しかし、そこまでは手が届かなくて掃除できない。メーカーが推奨するとおりにフィルター交換をしてはいるものの、すき間から入り込んだホコリや、中にはフィルターを通り抜けた微粒子もたまっているかもしれない。

○3年使った空気清浄機を開けてみたい!

筆者がブルーエアの450Eを使い続けている理由の一つに、分解清掃サービスが用意されていることも挙げられる。有料ではあるが、往復の送料も含めて税別4,762円で、清掃と保守・点検を専門の技術者が行ってくれるのだ。

そこで今回、このサービスを利用して3年あまり使用した筆者宅の空気清浄機をメンテナンスしてもらうことに。通常は工場にて行われるが、今回は取材も兼ねて、ブルーエアの日本総代理店セールス・オンデマンドの東京都内にあるオフィスで、同内容の作業を特別に実施してもらった。

まずは外側から汚れを簡単にチェック。
作業を担当してくれたスタッフによると、筆者宅の450Eは比較的キレイに保たれているとのこと。プレフィルターは吸気側も排気側も、掃除機で定期的にホコリをとっていたから、その成果だろう。通常、メンテナンスサービスに出される空気清浄機は、外側の網目部分にもホコリがぎっしりと詰まっているのがほとんどだそうだ。

いよいよ掃除スタート。外側や目に見える部分は乾いた雑巾でキレイに汚れを拭き取り、それだけでは取れない汚れはメラミン樹脂製のスポンジでこすって落とす。きょう体はスチール製のため、水でぬらした雑巾は避けたほうがいい。水分が残っているとサビの原因となってしまうので、乾いたもので掃除するようアドバイスを受けた。

次に、通常はユーザーが開けられない側のカバーを、ネジを外して解体。
ふだんの掃除では手が届きにくいところなので、ホコリがたまっているのが目立つ。吸気口とフィルターの間にある「イオナイザー」という部品は何となく繊細そうなのであまり触れないようにしており、先端にホコリがたまっていた。以前、この部分を掃除機でうっかり吸い込んだのか、一部欠損していることも発覚。清掃と同時に、追加料金ナシで補修もしてくれた。

●開けてみて発覚したのは……
○パーツの交換もしてもらえることに

いよいよ、筆者が気にしていた、ふだん目に触れない部分の清掃だ。思ったとおり、開けてみるとホコリが目につく。驚いたのは、ホコリやニオイを検知するセンサー部分に、けっこうな量のホコリが付着していたこと。清掃してくれたスタッフは、「おそらく外側から掃除している際に、中にホコリを押し込んでしまったのでは」と分析。
空気清浄機が部屋の空気状況に合わせて的確に運転するために重要なパーツなので、ここも新しいものへ交換してもらった。ユーザーの不注意や故意で故障させてしまった場合は例外となるが、こうした保守の費用もメンテナンス料金に含まれているのは良心的だ。

空気を吸い込むために風を起こすファンのすき間には、ススのような微粒子も……。フィルターでろ過されているとはいえ、3年以上使っていると、取りきれないものがこうしてたまっていってしまうのだろう。

○やっぱり空気清浄機も掃除するべき!

このように、ユーザー自身では難しい箇所まで念入りに清掃をしてくれるサービスがあるメーカーは珍しい。ブルーエアの製品は本体購入時の価格も、ランニングコストも高いが、きょう体にスチールを使用していることなども含めて、長期間使い続けることを前提に販売されているのだ。

今回の分解結果を見てもわかるとおり、空気清浄機は使い続けただけ内側までかなり汚れている。ブルーエア製品に限らず、ユーザー自身による定期的なメンテナンスはどんな空気清浄機でも不可欠だ。
すでに設置している人は、自宅の空気清浄機を点検し、正しい手入れ方法でキレイにしたほうが安心して長く使える。これから導入を考えている人は、メンテナンス方法や製品寿命なども考慮して、自分に合った空気清浄機を選んでほしい。

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