生理前にイライラ! 私の悲惨な「やらかし」体験を告白します
こんにちは、トイアンナです。毎月苦しんでいるにも関わらず、女性同士でも相談できない生理のお悩み。前回は体のお悩みを特集しましたが、今週はメンタル面のお悩みに触れていきたいと思います。
○生理前から「戦い」は始まっている!
もともと私はPMS(月経前症候群)が強く、いつも生理3日前にはこんな目に遭っています……。
・電車へ飛び込みたくなるほど鬱々(うつうつ)したテンション
高い所へのぼれば飛び降りたくなる、人から話しかけられると「どうせ嫌われてるんだ」と感じてしまう、化粧なんかしても「どうせ可愛くなれないし、どうせ、どうせ……」と、もはや視界が歪(ゆが)むレベルで落ち込みます。
足元はふらつき、お先真っ暗。こんなときは自然とミスも増えるので、さらに「こんな些細(ささい)なこともできない私なんて死んだほうがいい」と負のスパイラルへ突入します。
・電信柱が立っていることすら許せない理不尽な怒り
憂うつなだけなら誰にも迷惑はかけませんが、イライラしやすくなるのも特徴です。
なぜ電信柱が立っているのか、なぜ会社のデスクは四角形なのか、なぜ今日は会議が3件も入っているのか……と、普段ならどうでもいいことにイライラ。
堪えているつもりが、つい周りにもイライラが伝わってしまうことも。「先輩、お茶飲みますか? 」と声をかけてくれる後輩の優しさがありがたいけどツライ……。
・もう何もかもダメだという「全否定」
イライラと憂うつが募った結果、耐え切れなくなり「落ち込んでる! 助けて! 」と友達やパートナーに助けを求めることもありました。しかし、いざ誰かに助けてもらうと「友達もパートナーも私なんかと付き合ってるのは何かおかしい。本当の私を知ったらみんな私のこと嫌いになるんだ」と被害妄想を鍛え上げる始末。
人の好意も楽しい出来事も全否定。もういっそ、おバカな私を生理が終わるまで地下牢(ろう)へ封印してほしい。
●火種がなくても大炎上! あやうく彼と絶交の事態に
○生理前のイライラ、やらかしエピソード
ここからは、生理がメンタルへ及ぼす影響の中でも最も理不尽で、人へ迷惑をかけやすい「怒り」に着目。悲惨な「やらかし」体験をお伝えします。・お皿を洗ってくれた彼へマジギレ? 「理不尽系イライラ」
私が生理前になると「何かヤバそう」と察して、家事を率先してくれる彼。あるとき、食後にお皿を洗ってくれました。しかしそこで私の理不尽な怒りが爆発。
「何でお皿なんか洗うの? 私の仕事を奪って、私なんていなくてもいいってこと!? 」と言ってしまいました。言ったそばから「あっ……ヤバい」と冷や汗を流しましたが、時既に遅し。当然ですが彼は機嫌を悪くし、しばらく話もしてもらえませんでした。
この場を借りて謝罪します。申し訳ございませんでした!
・「報告書の誤字」が8時間許せない! 「イライラ増殖」
何も火種がないのにイライラすることもあれば、小さな火種を大炎上させてしまうのも生理前のつらさです。あるとき、後輩社員の報告書に小さな誤字が。「本報告書では月次売上oを計上したものと、翌月以降の販売戦略を」と、小さな「o」が紛れ込んでいました。
たかが誤字、そんなことは分かってます。でもその日だけは1日中許せず、ため息を何度もついてしまったり、筆記具をカチカチ鳴らしたり……。はたから見ても分かってしまうほどピリピリしてしまいました。
後輩へ後日謝罪したところ、「大丈夫ですよ。
私も生理がつらいとき、ありますから」とむしろフォローされてしまう始末。生理だからといってイライラするなんて、ビジネスパーソンとして最低だと反省を重ねることしきりです。
・イライラ募って自信喪失? 「自分へのイライラ」
そして生理前の理不尽な怒りの最たるものといえば、自分へ向けてしまう怒り。彼や仕事に怒ってしまう自分が許せない! こんなミスをとがめる自分がやるせない!! こうしてイライラする自分にイライラする、という悪循環が発生します。
こうなったらもう怒りの原料は必要ありません。自家発電でずっとイライラし続けられる永久機関の完成です。嫌すぎる!
○対処法、募集しています!
ここまで、生理前の代表的なイライラについて実体験からお話ししてまいりました。失恋や仕事のミスなど「行き場のない悲しみ」は時間が解決してくれるかもしれません。
しかし、怒りはどこへゆけばいいのでしょうか? 生理で怒っているのに仕事もプライベートも円滑に進めなければならないとき、一体どうすれば……?
個人的にイライラに効いたと思う対処法は、「マッサージを受ける」と「いっそイライラしそうな仕事をする」という2つしかありません。前者は、極限までリラックスすることで「もう死にたい気持ちとかどうでもよくなってきた~」と思えるのがメリットですが、かかるお金は懐にイタい。
後者は、いっそ平常時でもイライラするような仕事をすることで「この仕事がゴミなのは、私が怒っているせいではない! 」と割り切れるので気が楽になります。その反面、イライラは怒髪天を衝(つ)いて"マッド・マックス級"大炎上。自分を傷つけながらなだめているような、解決につながらない空(むな)しさが残ります。
この記事では読者の皆さまに私の苦しみを「あるある」として楽しんでいただきつつ、もし上記よりまともな対処法があったら私へ連絡してください(悲鳴)。
※本コラムは個人の体験に基づくものであり、医療的な効果などを示唆・保証するものではありません
※画像は本文と関係ありません
○著者プロフィール: トイアンナ
外資系企業で約4年勤務。キャリアの一環としての消費者インタビューや、独自取材から500名以上のヒアリングを重ねる。
アラサー男女の生き方を考えるブログ「トイアンナのぐだぐだ」は月間50万ページビューを記録。現在もWebを中心に複数媒体でコラムを連載中。
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