2016年2月26日 08:00
SCSKとTIS、サミットエナジー向け電力小売料金計算・顧客管理業務システム
SCSKとITホールディングスグループのTISは2月25日、住友商事の100%子会社であるサミットエナジーの低圧(一般家庭や小規模事業者)向け電力小売事業における料金計算・顧客管理業務のシステムを共同で構築したと発表した。
サミットエナジーは、これまで契約電力が50kW以上の高圧の需要家を対象とした電力供給事業を行ってきたが、4月から自由化される低圧向け電力小売事業に対しても、高圧向け電力供給事業の実績・ノウハウを活かす形で参入する予定。
新たに構築されたシステムは、TISのCIS(Customer Information System)構築サービス「エネLink CIS+(エネリンクシーアイエスプラス)」をベースにSCSKのプロジェクト全体の支援およびシステム基盤として、拡張性に優れた「USiZE」を組み合わせることなどで実現されたものとなる。
ビジネスモデルとしては、一般家庭に対して直接販売するのではなく、代理店(取次)や販売パートナーを介した形(B to B to Cモデル)を基本としているため、パートナー各社が販売しやすく、かつ使いやすいシステム構築に関するノウハウや機能を有する「エネLink CIS+」