くらし情報『4割が「保育園落ちた」--東京で待機児童数2位の板橋区、保育所内定の状況は』

2016年2月29日 13:00

4割が「保育園落ちた」--東京で待機児童数2位の板橋区、保育所内定の状況は

4割が「保育園落ちた」--東京で待機児童数2位の板橋区、保育所内定の状況は
共働き家庭にとって、認可保育所に子どもを入れられるかどうかは、仕事の上でも家計を維持するためにも重要な問題だ。2月には多くの自治体で第1次結果の通知が始まり、親たちは内定結果にほっとしたり、内定が出ず苦しんだりしている。

このうち2015年、東京都の中で2番目に待機児童数が多かった板橋区では、どのような状況になっているのだろうか。担当者に問い合わせた。

○約4割の希望者、認可保育所の入所決まらず

2015年、東京23区の中で2番目に多い378名の待機児童を出した板橋区。この問題を解決しようと、平成28年4月入所の時点で562名の定員(認可保育所)を確保した。内訳は、認可保育園4カ所の新設(346名)、小規模保育所6カ所の新設(114名)、事業所内保育所2カ所の新設(53名)。それに既存の保育所を改修するなどして増やした49名分をあわせた数となる。


その結果、どれだけの人が認可保育所の内定を得ることができたのか。1次募集における入所希望者数は4,039名。一方で、内定を得たのは2,405名となった。現時点で応募者数の約4割にあたる1,604名について、入所を果たせていない状況だ。

○さらに608名の増員を検討

それでは平成28年度以降、同区はどのような政策を打っていく予定なのだろうか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.