くらし情報『政府機関のデータ漏えいは世界規模、小売・金融は大幅減 - ジェムアルト』

2016年3月1日 08:30

政府機関のデータ漏えいは世界規模、小売・金融は大幅減 - ジェムアルト

政府機関のデータ漏えいは世界規模、小売・金融は大幅減 - ジェムアルト
ジェムアルトは2月29日、データ漏えいの深刻度を指標化した「2015 Breach Level Index(BLI)」の結果を発表した。これによると、2015年は世界で1673件のデータ漏えいが発生し、漏えいしたデータの件数は7億700万件にのぼったという。

BLIでは、データ漏えいの深刻度を、データの種類やデータ件数、漏えい源、暗号化処理されていたかなどから数値化し、深刻度ランキングとして公開している。

この統計調査によると、「外部の悪意ある第三者によるデータ漏えい」の件数が最も多く964件で、データ漏えい全体の58%、データ件数の38%を占めた。続いて、「事故による紛失・漏えい」が36%、「内部犯による漏えい」が14%、「国家の支援による攻撃」が2%となっている。漏えいデータの種類では、個人情報がトップで53%を占め、データ件数では40%にのぼった。

業種別では、政府機関からの漏えいが16%で、データ件数では43%となった。これは、米国とトルコにおける大規模なデータ漏えいによる影響が大きく、2014年の調査から476%の増加となる。
その他業種では、医療業界の漏えいが23%(データ件数で19%)

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