米MicrosoftのARヘッドセットPC「HoloLens」、開発者版が3月末に登場
HoloLensは昨年1月に発表したゴーグル型のAR端末で、PCのアクセサリではなく、独立したWindows 10 PCである。本体は透過型ディスプレー、センサー、小型カメラなどを内蔵し、頭部の動きや周囲の環境を検出して、現実世界に仮想空間を重ね合わせたAR体験を提供する。製品版に先駆けて、HoloLens向けの各種アプリケーションやゲーム、サービスを開発したい開発者向けに提供するのがHoloLens Development Editionだ。本体のほか、Clicker、ケース、充電器、Micro-USB 2.0ケーブル、マイクロファイバークロスなどが同梱される。Clickerは片手で操作できるコントローラアクセサリで、選択、ダブルクリック、ホールド、スクロールといった操作をサポートする。
Microsoftは、HoloLens Development Editionのスペックも明らかにした。プロセッサは、Holographicプロセッシング用にカスタマイズされたIntel製の32-bitプロセッサ「Holographic Processing Unit (HPU 1.0)」。RAMは2GB、ストレージは64GBフラッシュだ。ワイヤレス機能は、802.11ac対応のWi-FiとBluetooth 4.1。環境認識用カメラ×4、深度用カメラ×1、写真/動画用2メガピクセル・カメラ×1、マイク×4、環境光センサ×1、スピーカー、3.5mmオーディオジャック、音量調整、明るさ調整、バッテリーステータスLEDなどを備える。バッテリー動作時間は、アクティブ使用で2~3時間、スタンドバイ時間は最大2週間。冷却ファンを備えないファンレスデザインで、重量は579グラムだ。
1人が購入できる台数は最大2台。
要件を満たした申込者に対して、Microsoftはウエーブ番号を記した招待メールを送付する。 ウエーブ番号とは発送グループの番号で、3月30日にウエーブ1の発送を開始し、1つのウエーブの発送完了に2~3カ月かかるという。開発者向けサイトではガイドやチュートリアルなど関連ドキュメントの提供が始まっており、出荷開始のタイミングでVisual StudioやHoloLensエミュレータなど開発ツールをリリースするという。
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