くらし情報『アスクルとマネーフォワードが業務提携、国内クラウド利用率60%超を目指す』

2016年3月2日 08:30

アスクルとマネーフォワードが業務提携、国内クラウド利用率60%超を目指す

アスクルとマネーフォワードが業務提携、国内クラウド利用率60%超を目指す
アスクルとマネーフォワードは3月1日、オフィス向け・個人向けの両分野において新規サービスを共同開発・展開することを目的に、業務提携したことを発表した。

アスクルは現在、オフィス用品通販サービス「ASKUL」と、個人向けの日用品ネットショップ「LOHACO(ロハコ)」を展開している。一方マネーフォワードは、オフィス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」と、個人向け自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」を展開。「MFクラウドシリーズ」では、確定申告ソフトや会計ソフト、請求書作成ソフトといったラインアップが展開されている。

子育て世代をユーザーに抱える「LOHACO」では、働く女性の時短を支援するために、家計簿ソフトの導入を模索していたという。そうした中、ユーザー満足度や利用者数で高い数値を獲得している「マネーフォワード」に、アスクル 代表取締役社長の岩田彰一郎氏が注目し声をかけたのが、今回の業務提携の発端だという。

まず、オフィス向けサービスでは、オフィスに必要なさまざまな「モノ」を提供するアスクルと、企業のバックヤード部門の業務を効率化する「サービス」を提供するマネーフォワードが、両社でクラウドサービスを提供・展開していくことによって、中小企業の生産性を向上させることが、提携の目的の1つとしている。

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